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陽岳寺仏前式ブログ ~いままでの、これからの『縁』に愛を誓う。~

寿珠(数珠・念珠)について

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photo by zilverbat.

寿珠(数珠・念珠)について

仏教のはじまりをつくった人、おしゃか様が使用・普及したのが数珠のスタートだと言われています(ほか諸説あり)。
数珠は持っているだけでも意味があるとされています。災いを取り除き、平穏や安らぎを得られるとも。

日本では、正倉院聖徳太子が愛用したという数珠や、聖武天皇の遺品であろうという数珠があるように、数珠は仏具として昔からとても大事にされていました。位が高い人やお坊さん以外の人々にも、数珠は昔から親しまれていたようです。

数珠は多くの珠を繋いで輪にしたもので、宗派によって形が異なります。
珠の数は108個であったりもっと少ないこともあり、数に決まりはありません。
 
 
仏前結婚式では、片手で持てる数珠・一輪で持てる数珠をみなさんにお授け致します。
すべての宗派でお使いいただけますので、お二人の誓いの証としてだけではなく、日常的にもお持ちいただけるようにとの考えです(ブレスレットタイプのものではありません)。

寿珠(数珠・念珠)の種類

寿珠(数珠・念珠)には、「珠と房の色」をえらぶことができます。
お二人とご相談しながら、選びましょう。お任せして頂くこともできます。男性は白、女性は赤やピンクをお選びになることが多いようです。

数珠が切れたら

数珠は珠を糸でつらねて出来ています。その糸が切れるとバラバラになってしまうわけですが、縁起が悪いわけではありません。

むしろ、数珠が切れるということは、悪縁が切れるという事になります。

数珠というのは仏教の象徴です。珠ひとつひとつが仏さまの教えでもあり、仏さま自身でもあると考えます。ですので、悪い因縁を切る表れと言えるでしょう。ご安心ください。

修理する場合はお問い合わせください。または、仏具店に持ち込めば、修理してくれます。

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